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ほんとは ほんとは ほんとは Love you

演劇とか2,5次元とかジャニーズとかアイドルとか二次元とか

映画『溺れるナイフ』を見てきました

映画 俳優 溺れるナイフ 菅田将暉

gaga.ne.jp

15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた、人気モデルの望月夏芽。
退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような“閃光”と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗だった。
傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらも、どうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた、夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合いはじめる。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きるのだった―。
失われた全能感、途切れてしまった絆。
傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いま、ふたりがくだす決断とは―。

 

※作品の結末やネタバレ含みますのでご注意!

原作未読です。だーすー、小松菜ちゃん、重岡くんと言う私得キャスト!

あとドレスコーズの志磨くんが役者として出ててびっくり。毛皮のマリーズが大好きだったんですよねぇ。懐かしい。

とりあえず徒然と箇条書きに感想をば。

・1/3くらいがだーすーのイメージビデオ

・映像がとてもきれいで大自然

・とにかくだーすーがおたくの好きそうな設定詰め込みすぎててエモい

・白金の髪で衣装も白いからもはや発光しているだーすー

・お面を彫るだーすー(エモい)

・山道を駆け回るだーすー(エモい)

・甚兵衛でみんな狐面なのに一人だけ烏天狗面のだーすー(くっそエモい)

・松明で演舞するだーすー(エモ略)

とにかく菅田将暉がエモい。

これに尽きます。だーすーの画面を保つ力すぎょい。。。。。

後半の祭りシーンとかほんとただのだーすーのイメージビデオでですね、、、、、一人だけお面外してけっこう長い尺で演舞しだした時はマスオさんもびっくりな程のエェー!?って感じでした…wいやだーすーかっこいいから全然見れるけどさ!w

しかしだーすーは全編通して山に住む神と言うか、神秘的な魅力を感じて。なんなのあの目力…

私がこの映画すきだなーと思ったところは夏芽とコウちゃんを”選ばれし者”って言う存在として描いているところです。冒頭で引用した公式のあらすじでは”全能感”と言う、さも主観であるかのような言葉で書かれているのがちょっと私の感覚とは違うなぁと。私はマンガを読んで育ったおたくなので自分とは違う、”選ばれし者”って言うのは本当に存在すると信じている節がありまして、もう何を差し置いてもどんなに自己中心的で、客観的に見たらくずでもついていかざるを得ない抗えぬ魅力を持った人間と言うものが存在すると思っているんですね。そんでこの映画の夏芽とコウちゃんはまさにその”選ばれし者”であり、表情が、台詞が、呼吸が、見れば見るほどそんな説得力にひたすら溢れているなぁと感じました。傷ついた夏芽を癒す大友くんはほんとめっちゃいい子なんですよ。ってかただの重岡くんで普通にいたらただのリア恋枠なんですよ。大友くんと一緒になれば絶対安定して『幸せ』なんです。でも、それは『フツー』の『幸せ』なんですよね。傷ついても、辛くても苦しくても、それでも夏芽にはコウちゃんしかいないんです。そしてコウちゃんにも夏芽しかいない。そういう運命なんです。私のようなフツーの人間は、身を焦がしてヒリヒリ生きるそんな二人にただただ憧れて。でもそんな生き方が存在すると言う憧れ。その憧れだけで生きていける。そんな気がするんです。

話がちょっと逸れた。藤ヶ谷たいぴーでドラマ化したMARSとかもそうだけど、なんかそう言う『運命に導かれた二人』みたいなんめっちゃ好きなんです\(^o^)/四半世紀生きてても\(^o^)/信じているの\(^o^)/ミラクルロマンス\(^o^)/

映画としては時系列がちょっと?って思うところもあったけど、おおむねわかりやすかったと思います。あっでもラストは一緒にならんのかとちょっとびっくりでした。そしてあんなにヒリつく体験を経て東京で出た映画が、てか広能さん撮ったのがこれかよ…と思いましたが(わざとなんだろうけど意図がよくつかめんかった)、コウちゃんと言う存在は夏芽の心の中で実体のコウちゃんと離れてある種ほんとうの”神さん”になった感があったなぁと思います。あとコウちゃんは山に残って夏芽は東京に出ていくという描写が女の子の強さを描いているようで、パラキスとかそこら辺と似たような少女漫画感があっていいなと思いました。

監督が若い女性の方と言うことでおそらくですが原作にすごく愛を持って撮っていたんじゃないかなぁと。一緒に行った友人は原作ファンだったのですが、『見たかったシーンがみんな入ってて良かった』って言ってて、たぶん読者と同じ目線で撮っていたのではないかなぁと感じました。映像もすごくきれいですよね。小学生並みの感想ですが、色彩感覚とか大自然とかすてきだなぁと思いました。ただ夏芽とコウちゃんがセックスするシーン描写が壮大な大自然の映像なのが笑ってしまった…w いや、nice boat.とかそういう意味合いじゃないのは分かってるんだけど…w(と、友人に話したら怒られた)

音楽に関してはドレスコーズ、おとぎ話、大森靖子とサブカル大行進でしたが挿入歌はインストの方が集中できるかなぁといったところ。ここは完全に私の好みの話です。あと余談ですけど原作、音楽、監督さんの経歴とか、サブカル要素が多い映画に対してこんなに(初日だからかもだけど)サブカルにかぶれてなさそうな?フツーの客層が集まっているのを見るともはやサブカル的要素は国民の総意なのか!?と言う錯覚を起こしますね。私の好んでいたマイナーはメジャーだったのか!?と。いやそんなことはないんですけど。

あっ主題歌の『コミックジェネレーション』は毛皮のマリーズ版のほうが好きです!西くんのコーラスくれー!

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『露出狂』2016版マイ・ベスト・イレブン+3を発表します!~後半戦~

演劇 俳優 中屋敷法仁

 

昨日あげた前半戦に続き、今日は後半戦です!

htm912.hatenablog.com

全然関係ないけど、白峰に振られた寂しさを紛らわすため野宮が蒲郡を勢いでレ○○する時の『ピコーン!フンー!フンー!』って言うのちょう好き。

葉枝:赤楚衛二

赤楚くん!好き!今回、狂で佐反町、露で葉枝とひたすらオラつく2役でしたが、時折見せる優しさがとても似合っていて素敵でした。声が張れるのって役者としてものすごい武器だし、前回の舞台は見てないのですが、今回の座組を経てすごい成長したのではないかと勝手に思っています。おたく、激しくおもってまーす!あとアフタートークとかもすごいしっかりしていて、これからの成長が楽しみです。

氏川:飛葉大樹

氏川はかわいいと黒い、と言うか成長につれて色々な経験を経ての(?)リアリストなギャップが好きポイントなので信長くんとも迷うのだけど、一応私が32人の中から選んで公演するなら、の体で選んでいるので狂の飛葉ちゃんをチョイスです。露の川合くんは何かガチすぎる感じがマジで怖かった… 飛葉ちゃんは初舞台組で不安定なところも少しありつつ、かわいい系なのにものすごい雄みがあるのがすぎょい。あれは葉枝を抱きますね…あとアベック乱立時代におかしな行動が目立ってきた辺りで、葉枝『俺たちは大丈夫だよな!?』→氏川『………うんっ』てなるところ。他の二人は『うんっ♡』って感じで葉枝にそんなことないよ♡の体でいくのに対して飛葉氏川はすごい絶妙な雑さでめっちゃ笑いました。

真今井:渋谷謙人

真今井もめっちゃ難しい…真今井て前半と後半のギャップ勝負じゃないですか…正直今回三人ともギャップと言う点ではまだ行けたんじゃないかなーと思っている。そしてギャップって言うと後半のブチ切れた真今井さんに重きを置きがちかな、と勝手に思ってるんですけど、実際は逆で前半の仲良くしよーよー!みんなー!の真今井さんをどう演じるかが鍵なのかなと。前半真今井って中学生女子くらいに結構いそうなおままごと感と言うか、よく言えば天真爛漫、でもどこか必死さがウザいみたいなキャラクターだなと思っていて。露の渋谷さんはその天真爛漫さの部分が一番あったかなぁと。出のおかず氏は良くも悪くもその中学生女子みがなくて、なんか普通の男子っぽい感じがすごい新鮮な真今井でした。狂の三原くんは後半のキレ芸が本当に秀逸で、『四天王の代から続くホモっぽい感じ!ホモみ?エロゲみたいな同人誌みたいな展開!エロみ?醤油をつけて食べる?さしみ!日本人が好きな?たたみ!石原?さとみ!!!』って言う~みシリーズが御多分に漏れず大好きでした。たぶん嫌いな人いないと思う。

宇津保:三永武明

宇津保はまたトリッキーな役者さん揃えましたね!って感じで。露の穂先さんとも迷ったのだけど稽古場見学で見た時から動きが気持ち悪かったのと(褒めてる)、返事が『Si ?』とか『Grazie!』ってエセイタリア語を入れてきてキャラクターを独自に確立させた狂の三永くんかなと。そう言えば校歌のシーンで宇津保さん三者三様なのがめっちゃ好きでした。出でDJ始める三原宇津保とそっちがめっちゃ気になる永島白峰のコント(?)が毎回楽しかった。

羽生:松井勇歩

これはなーもう松井くん頭抜けてたよなー一年生ってどうしても後から入るので出番も二、三年生に比べて少なく、どうしても印象が薄くなりがちというか。それなのになんということでしょう。松井羽生は本当に舞台の中心にいたというか(まぁひとりぼっちだから実際いるんだけど、観客としての心情の話)、えっ羽生ってこんなにかわいいキャラクターだったの!?とめちゃびっくりした。いちいち突っ込むと言う特性をつけたのが、個性出ててすごい良かったです。あとヘアピン男子に弱い。かわいい。

香森:中山龍也

香森はまともな一年生の中で(宇津保も変わってるけど人間関係は乱さないし…)、お話を転がしていく役で、悪びれずにあっけらかんとしてるところが好きなんですけど、中山くんの香森は流れに身を任せてるように見えて、中山香森なりの行動指針がありそうで、物語の中でふわふわせずにどっしり立っていたなーと思えたところが一押しポイントです。あと初舞台組だけど声がよく通るし活舌もいい。初舞台って知ってびっくりでした。

そして謎の度胸な…狂の初日、アベックをつくるところで御器がレギュラーから外れるってなって比留がふざけんなってなるシーン。中山香森が『先輩!お口チャック!』って言ったかと思ったらドセンにて信長比留に対し唇と唇でお口チャック(物理)をかましまして、、、、、、、(…???)ってなりました。初日当券で行ってよかった(感涙) その後信長比留はめっちゃ口ごしごし拭いてて、しかも結構後の方のシーンになってもごしごし拭いていたのですが、お口チャック(物理)は初日にもかかわらずぶっこんでいったのか、わたし、すごく気になります。役としてしばらくしてもごしごししてたならそれはそれで信長くん恐ろしや…ってなるのでどっちに転んでも美味しい。

そんで狂の2ステ目、また(物理)あるのかなーそれとも初日ぶっこみだったのかなーとわくわくしながら見ていたら、お口チャック、人差し指を信長比留の唇に当てるに変わっていました。無いのか…とちょっとがっかりしつつ、(え、じゃあ初日なのにぶっこんだの???あの子(中山くん)何者!?てか信長くんに怒られたのかな何その画くそ可愛いんだけど)などど考えていたら『…ここは部長の男気、くみ取ってあげましょうや!おう!インテリメガネ!なんて面してんだよ!おう!サソリのボスも!…かちたい。とにかく勝ちたい。とにかく勝てるだけ勝ちたい。とにかく、勝てるだけ勝つために勝利と言う目標のために、俺たちはいったいどうすればいい!白峰!!!』とか言い出してもう好き!(大の字)ってなりました。さすがフリーキックの魔術師や…フリーすぎんよ…

余談ですがこの日の夜の私

最近は一日一本ペースで中山くんの出演作を見ているのでそのうちとりあえず中山くん気になる人はこれ見ろ!みたいなブログ記事書きたい() 

九門:石賀和輝

最後に九門さん。九門はいい意味でナチュラルに場に溶け込んでいた石賀くんで。目立ちすぎず、ちょうどいい九門でした。石賀くんて狂で御器をしていた時もその場にナチュラルに馴染んでいて、どんな役でも世界観から浮かない、これはすごいことなのかもしれない。あと露の紺野真くんも稽古場見学の時、ぶっこんでいてどちゃくそ気になってたんだけど、初日しか見れなかったので;;;後半どんな演技してたんだろう。どこかでまた見てみたいな。

 

さて、ここまで読んだ方いるのかわからないけど、前半後半で各キャラクターに思いを馳せてみました。私は三年生に関してはマジウザい初演厨だな~と自分でも思います。

2010年から4回も公演してると露出狂好きな方の入り口も様々で。初演が6年前も前だし、前回の男性版も4年前で。各キャラクターを色んな役者さんが演じているからこそ世代は変わっていくし、『俺たち四天王を知っている奴も、もう誰もいない』と公演中聞くたびになんだか切なくなりました。でも輪廻がめぐりめぐって歴史は何度も繰り返されるのかなとも思います。

2016版は和田さんの音楽のせいもあってやたら爽やかで、また、若い力がまるでテニミュを見ているみたいで、そのままでも十分キャプテン翼みたいな演劇だよって感じでした。テニミュみたいに若手俳優の登竜門的演目になってほしいと一瞬思いましたが、こんなテニミュは嫌だと次の瞬間撤回しました。

再演やれやれうるさかった露出狂の亡霊でしたが、今回こうやって振り返ったことで次の四天王が頭角を現すまで、ゆっくり眠れそうな気がします。パルコ2016版で露出狂それ自体に興味を持った方、女性版に関しては2010年初演版は劇団の方でDVD化されてます。2016年柿フェス版もまだ私手に入れてないのですが、あるとのうわさを聞きました。たぶん柿喰う客の本公演の物販にあると思います。すごく面白いからぜひ見てほしいです。柿喰う客の本公演もきっと面白いだろうと期待しています。

↓柿喰う客次回公演『虚仮威(こけおどし)』

(永島敬三さん・田中穂先さん・D-BOYS牧田哲也さんもいるよ!)

http://kaki-kuu-kyaku.com/news22.html

そんなこんなで、ありがとう四天王。ありがとう高天原高校サッカー部。夢にときめけ。明日にきらめけ。涙は心の汗なんだ。

『露出狂』2016版マイ・ベスト・イレブン+3を発表します!~前半戦~

演劇 俳優 中屋敷法仁

舞台『露出狂』2016版、お疲れさまでした~。『露出狂』がトゥキだから~と推しのいない状態で軽率に(当社比)いっぱい見に行ったら軽率に推しが増えて帰ってきたこともあり、あの日、あの時、あの場所でひとつになった高天原高校サッカー部たちが思い出になっていくのがさみしくてしょうがありません。

 

そこで10/1のチーム出初日アフタートークでの松井勇歩さんのこちらの発言(KAWAII)

 を、受けてこの度のマイベストイレブン(+マネージャー陣)を発表します!ドンドンパフパフ~!

ちなみに私の露出狂に対するスタンスとしましては、2010年版で柿喰う客にハマった思い出の作品であり、以降2012年版、柿フェス版、そして、ことあるごとに2010年版をDVDで見返しては懐古こじらせる初演厨です!懐古厨こじらせすぎてるので、こじらせたところの文は消しておきます…見たかったら反転という昔の同人サイト的なことにしておきます。携帯だと見づらいね!例→(今回に関しては、チーム露は初日しか見ていないのとチーム狂に思い入れが出来てしまっているのでそう言うバイアス、あると思います。てへぱろ。 )

御器:市川知宏

これは正直三人とも甲乙つけがたいのですが、これまでの御器は小柄な役者さんが多かったのに新しい御器像をくれたいっちーさんで。冒頭のシーンで『あのな宇津保』と、ぬっと出てきたとき、その身長がすごくインパクトありました。確かニコ生だったと思うんだけど、ゲネの時セリフが吹っ飛んだ話とかスイッチオフ時の眠そうな感じとか内心大丈夫かと思っていたのですが全くの杞憂でした。これまでの現場の経験値とかご本人のポテンシャルが高いんだろうなぁ。またその人柄か、いっちーさん御器のまっすぐな感じが良かったです。あとお人好しそう。押しに弱そう。頼めばやらせてくれそう(何をとは言わない) みっちーさんの真摯な感じとか石賀くんのちょっと芋いところも好きでした。(しかし2010版の熊川さんが好きすぎて、それをまだ超える御器はいないかな~)

佐反町:陳内将

これはね!普通に三人とも好きすぎて選べないんです!露のいっちーさんは古風で硬派な不良って感じだったし、狂の赤楚くんはまさにキャプテン!って感じでみんなを引っ張る勢いがあったし…しかしいっちーさんは御器、赤楚君は後述の葉枝に選出なのとやっぱり王道ドヤンキーが期待通りすぎてとても嬉しかったちゃんじんさんで。蒲郡にDVするとき頬を両手でつつんでからぺちぺち殴ってたのがリアルなDVすぎて引きました大好きです。

白峰:永島敬三

これも三人とも大好きすぎて選べない枠…とくに狂の小松くんは2回目が初日よりも格段に良くなっていて、これからの伸びしろに期待しかないなー、といった感じです。『1!2!3!…』って一人ひとり言っていくところで小松白峰が3の時だけバカになるのをやってて最高だなって思いました!系統的には永島白峰に通じる狂気が垣間見えたよ小松くん… 永島さんの白峰は正直初見は猫背気味なのが気になったのですが、そのうちそんなん気にならなくなるくらいの面白さだったのでやっぱり大好きです。あと白峰のセリフはそのほとんどが声に出して読みたい日本語なので永島さんの活舌が聞いてて気持ち良すぎるし柿感とても安心する。内閣総理tntnのくだりとか毎回よくも思いつくもんだ(褒めてる)

比留:佐藤信

比留ちゃんはすごく大好きなキャラクターでして、今回は色々な比留ちゃんの解釈が生まれましたが、私は信長比留一択です。(2010版の深谷比留ちゃんを信仰しすぎて、露の勝大さんのサークラ比留ちゃん、出のみっちーさんのコミュニティに固執する繊細な比留ちゃんは目新しくはあったのですが、私とは解釈違いだなぁと…比留ちゃんの一番の魅力って思いが純粋『すぎる』ところだと思っていて。そのためには手段を選ばない頭のネジがぶっとんでるところだと思っていて。自分と、自分の大事なものと、あとは虫けらしか比留ちゃんの世界にはないんじゃないかな、と思っています。イメージとしては尖った薄氷的な…透明だけど油断してると手がくっついてはがれないし、注意しないと手を切るし、でも目を離すと割れちゃいそうで、気づいたら溶けちゃいそうで。ポエムか。)信長比留が一番狂気抱えてそうだった。あとお顔がかわいかった。お顔が好き。ストップのポーズが虫歯ポーズとかいちいちあざとかわいくて頭抱えた。私の一押しはローラさんがやってたほっぺたでオッケーってやるやつ。かわいい。

蔵毛:高良亘

これも迷うマンでして、露の敬三さんの安定感も、狂の里恩くんの2012版玉置玲央さんを髣髴とさせる雰囲気(それでいて、ちょっと柔らかかった)も大好きでした。しかし歴代を考えてもトリッキーな蔵毛が多い中、高良さんの蔵毛はひたすら可愛かった(真顔)

野宮:砂原健佑

野宮も大好きなキャラクターで、かなり器用に演じていた出の坂口くんを選びたい気持ちも大きかった。(ん、だけど2010年版右手愛美さん、2012年版間宮祥太郎の野宮を見てしまったら野宮はスレンダーなくっきり美人系のイメージなんだよおおおおおおおおおおおおおおおお)露は初日しか見れなかったので後半の砂原野宮の壊れっぷりが見たかったです。

蒲郡:松井薫平

出の畠山さんとも迷ったのだけど畠山さんはお顔がかわいすぎるので、2012版も板橋駿谷さんだし、かわいそうなガチムチと言うラインに一番しっくりきた薫平さんで。ガチムチなのに何故か圧倒的可愛さと憎めなさを持つ蒲郡。不憫… キャラとはちょっと離れるけど畠山さんはょうじょみすごかった。ご本人の素直な人柄がそのまま顔に出てるからかな。二面性のある役や真今井みたいに豹変する役に対してどんなアプローチをしていくのか大変興味があります。

 

キャラクター14人多いよ!続きはまた明日。

舞台ヲタが初見のJOHNNYS' World2015のストーリーを考察する

 ※このブログは『JOHNNYS' World(2015年)』のネタバレを含みます。セリフ等うろ覚えなので受け取ったニュアンスで書いています。

 

初めて舞台を見てから10年が経った。10年前はイケメンとか無理(笑)なんて言ってたのに、なんやかんや拗らせてジャニヲタになってから2年。去年は『いや、私まだそんなにジャニーズそのものが好きなわけじゃないし…』と行きたいけど素直になれないコンチクショウだったのだが、2年目にもなるとそんなの吹っ切れて、ザ・ジャニーズ!なトンチキ行ったるで!とチケットを確保。外部舞台は2本くらい見たけど、ジャニーさん構成・演出のザ・ジャニーズ舞台を見るのは今年のジャニワが初めてでした。

 

ジャニワに限らず、ジャニーさん構成の舞台はとにかく『ストーリーがわからない』『カオス』と言う感想が多い気がする。*1 今年は8割内容が変わってわかりやすくなったらしい!と言う前評判があったにも関わらず、初日後の感想を読んでみるとこのようなものが多かった。

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マジかよー分かりやすくなってないのかよー。むしろ更にカオスって言う感想すらある。大丈夫?話ついていける?と不安しかなかったが、まあ結論から言おう。

ジャニワおもしろかった。

何が?トンチキ演出も色んな意味でおもしろかったけど、普通にストーリーが。この舞台を通してのジャニーさんの主張にブレが一切ないし一本の物語としてちゃんと成立していた。確かに舞台の世界で実際起こっていること・劇中劇・過去・精神世界・パラレルワールド?などが入交り、混乱しやすくはあるものの、むしろストーリー構成としては王道じゃね?と思ったので初見なりにどんなストーリーだったのか解釈してみようと思う。

もちろん個人の解釈なので、あーそう言うストーリーって言う見方もできるのかーと誰かの視点の参考になれば嬉しい。

 

①これはケントの物語

全部見終わって思うのはこの物語はケントが主役だってこと。そもそも物語って最初と最後で何かしら変化がなくては成立しない。ジャニワの最初と最後で何が変わったか。それはズバリケントの考え(主張)だ。ウチPの主張は一切ぶれることはないし、ショウリはずっとウチP支持。故に、これはケントが新しい考え(視点)を得て成長する物話なのである。とてもシンプルで王道。分かりやすい。しかし多くの、何を意図しているのかよくわからないトンチキ演出やパッと見物語とは関係ないようなパフォーマンス、そして『私の担当がいつでも主役』と言うフィルターでこのシンプルな構造は『よくわからない』ものとなってしまうのではないだろうか。また、『13月』『人間の歴史』『悲劇』『宇宙』『地球』などと言う壮大なトンチキワードも観客を混乱させる一因かと思われる。

とりあえずここで、ケントの成長を物語のセオリーである起承転結に当てはめてみよう。

 

※舞台の設定⇒ケント、ショウリはウチのプロデュースするショーの出演者

【起】ショーで事故が起きる。ケントはショーを続ける意味が分からなくなる。ショーマストゴーオンなウチPと意見の対立。

【承】ウチPに12か月を旅しろと言われショウリと旅をする。

【転】人類の悲劇を見せられてより不安になる(一幕)。明るい宇宙とHi Hi Jetを見る(二幕)。

【結】ウチPの考えを理解して和解。

 

真ん中の承と転がただのカオスじゃねーか!と思ったあなた、トンチキワードををそのままの意味でとらえてはいけない。トンチキワードだって何かを暗に示しているのです。しかしトンチキワードの真の意味を考える前にケントとウチPの考えをまとめておこう。

 

ケントウチPそれぞれの考え(主張)

まずケントの主張から。一幕序盤にこんな感じのことを言っていたと記憶している。

・ショーを続ける意味はあるのか(一幕冒頭のショーでの事故を受けて)

・生は死よりも尊い

つまり、命あってのショー。ケントは現在、自分が生きている事が一番大事。だと思っていることが推測される。

それを受けて、一幕では12ヶ月と称した人類の歴史を見せられる。明るい場面もあったが、たくさんの人の死という悲劇的な側面がだんだん強調されていく。そして一幕の後半こんな感じのことを言っていた。

・死んでしまったらすべて終わりだ

そして一幕ラストでウチPに妖刀を渡されて狂ってしまう。ここで私が思ったのは、ここでケントに刀を渡したウチPは、実際のウチPではないのでは、ということ。言ってみれば、ケントの心の闇部分を表していたのではないかなぁと。生は死より尊い=死にたくない、死んだら…?と言う恐怖や葛藤が元々ケントに存在し、人類の歴史を見せられたことにより、鬱ゲージMAX→発狂と言う流れかなと。

 

一方のウチP(これはジャニーさんですよね、どう考えても)の主張は、二幕後半でこんなニュアンスのことを言っていた。

・ショーこそが平和の象徴

・ショーを続け、平和を主張し続けることが未来の平和へ繋がる。(これが恐らくショーマストゴーオンの精神)

・過去でも現在でもなく未来のこどもたちへ世界をつくることが大事。

つまり、ショーを続けることで未来の平和をつくることがなにより一番大事なこと今生きてる自分がどうこうじゃないんです。そんなものは超越してるんです。

ちなみにショウリはウチP支持だけどそこまで考えて、って言うよりはお世話になった恩人を信じるって方向かなと言う印象。

 

しかし、ここでツッコミたいのはこの子供とか未来とか、具体的な主張内容を説明し出したのが開演して1時間半、なんなら休憩含めて2時間はゆうに越えた頃。一幕の事故のときなんて言ったか。ショーマストゴーオンですよ。今自分が生きてることが一番大事なケントは 死んでまでショー続けられるか!ってなるよそりゃ。しかもそれぞれ大事にする対象(自分と(未来の)子供たち)が異なるばかりか、現在未来と時間軸すら違う。右に行こうか左に行こうか迷ってたら上に行け!と説明もなく言われたようなものである。そんなもん分かるか!ケントはワルクナイ!

そんな風に混乱していたケントだが、明るい宇宙でHi Hi Jetを見てようやく何かをようやく理解するのである。ハイハイは一体何なんだ!は星の数ほどの考察ができるでしょう。私なりの解釈を次項に置いておきます。

③トンチキワードの意味

意味、とありますが、トンチキワードに関しては特に私の主観MAXなのでまぁ参考メモ程度に書き散らかしておきます。

 

・12ヶ月の旅:人類の歴史の振り返り。この舞台のテーマが13ヶ月を探す旅。つまり一幕のラストで言ってたように12ヶ月はプロローグ。過去から現在までの歴史。*2

・13月:12月の次。現在の次。これからの未来

・宇宙:未知の領域=未来。まだ見ぬ景色。二幕はジャニーズメドレーとか立方体の3辺を歩くショウリ*3とかが現在での葛藤や試行錯誤なのかなと

・Hi Hi Jet :若いジュニアを連れた若いユニット=未来ある若い子=未来・幸せの象徴。若いハイハイがハイハイ歌うのが大事。

 

時の旅人は、意味と言うよりかストーリーの狂言回しの役割なんだと思った。それと近いところで、ウチPの宇宙に残るよ!発言は物語のストーリー性の演出のためかな。これだけ主張を前面にモリモリ押し出していて、でもこれはファンタジーだからね~って言っちゃうのが更なる混乱を招いているぞ!

④まとめ

さて、ここまでを踏まえて①の起承転結に()内に解釈を加えて私のジャニワ2015ストーリー解釈のまとめとしたい。

 

※舞台の設定⇒ケント、ショウリはウチのプロデュースするショーの出演者

【起】ショーで事故が起きる。(現在を生きることを重視する)ケントは(死の危険を冒してまで)ショーを続ける意味が分からなくなる。(一方、平和の象徴であるショーを続けることが未来を作ると信じ)ショーマストゴーオンな(信念を持つ)ウチPと意見の対立。

【承】ウチPに12か月(人類の歴史の振り返り)を旅しろと言われショウリと旅をする。

【転】(生を重視しているのに)人類の悲劇(=死)を見せられてより不安になる(一幕)。明るい宇宙(未来)とHi Hi Jet(幸せの象徴)を見る(二幕)。

【結】ウチPの(未来のためにエンターテインメント=ショーを絶やさないという)考えを理解して和解。

 

舞台ヲタ的には解釈しがいのある楽しいストーリーだったのに内容に関しての感想が全然なくて悲しかったのでここはこういう意味では?って言うのがもっと増えるといいと思いました!*4

*1:大半は演出やパフォーマンスについての感想なのでストーリーに関するものが少ないのは舞台ヲタとしては少々悲しい

*2:余談ですが一幕最初の方の『見たことある景色や個人の気持ちに意味があるか?日常を超えた非日常にエンターテイメントはある』って言うナレーションがジャニーさんの信念なのだろうなぁと思う。そして見たことのない非日常と言う点では歴史の中の悲劇に通じる部分もある、と言いたいのかなと思った。

*3:ここ一番好きです

*4:完全に余談。佐藤勝利さんと作間龍斗くんを目当てに行った私だが、佐久間大介さんの演技とダンスする時の首の振り方に惚れたのでMVPは佐久間さんです

観劇中に劇場外から聞こえる生活音の件

衝動に任せてブログを書き始めます。きっかけはこちらのブログ。

扉を開ければそこは夢の国 ごめんアイア、君だけはどうしても愛せないんだ

こちらの記事の要点をまとめると、

・東京都にあるアイアシアターと言う劇場の設備が、悪い意味で話題に挙がっている

・2,5次元舞台に特化した劇場として海外へアピールしていくのにそれってどうなの

・つまり、2,5次元界隈はその程度の環境で良いと舐められているんじゃないの、満足度には観劇環境も大いに含まれているんだぞ

と言う感じ。

アイアシアターの設備のマイナス点として、防音が不完全なために劇場外の生活音が『騒音』として聞こえてしまうという点を挙げてらっしゃいます。

しかし、劇場外の『騒音』は100パーセントいらないものなのでしょうか。

防音が不完全な劇場は劣悪な観劇環境なのでしょうか。

 

 

上記の記事を書かれた方が書くに至った最後の一押しがこちらの舞台(http://www.basara-st.com)でのタイムテーブル下の注意書きとのことです。

▲=劇場付近にあります代々木公園周辺にて「明治神宮奉納 原宿表参道元氣祭りスーパーよさこい2015」が開催されております。そのパフォーマンスが行われている関係で、シーンによりましては音漏れ等の影響が想定されます。予めご了承の上、チケットをお買い求め下さい。*1

確かに芝居に対しての集中がよさこいによって途切れてしまうのが嫌な方もいらっしゃるでしょう。そんな方にとっては『この日程でこんな劇場を使う運営は何を考えているんだ、作品のことを本当に愛しているのか』と不安になってしまうのかと思います。

 

劇場周辺の環境は立地等々によってさまざまです。こちらの短編はその立地を非常に上手く使っていると感じた大好きなお芝居です。

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お芝居は通常その芝居の世界を箱(建物)の壁でさえぎることによって、日常世界とは完全に遮断しようとすることが多いかと思います。日常の世界と完全に遮断することで芝居の世界を別のもうひとつの世界として楽しむことができるからです。前述のアイアシアターの例で言えば、不完全な防音はこのもうひとつの世界の形成を妨げると言うことになります。しかし、この短編『うさ子のいえ』では(動画では20:30頃から)、スタジオの搬入口を全開にしてしまい、あえてお芝居の世界と日常の世界をさえぎる壁をなくしてしまいます。開放した搬入口の向こうはちょうど児童公園のような場所で、*2扉が開いた瞬間キャッキャと子供たちが遊ぶ声が耳に入りました。いきなり現れた奇抜な格好の人たちを見て、公園にいた人たちはポカーンとした表情を浮かべ、キャッキャと子供が遊ぶ平和な生活音とそのシュールな光景を見て『ああ、そう言えば土曜のこの時間って親子が遊んでいる時間なんだなぁ』と、私は思いました。日常の世界を見せ付けられたことにより、その対比でますます眼前のお芝居の非日常性が感じられたのです。

また、劇場外の音と言う点ではこちらの公演も印象的でした。

安田顕ひとり語り2014|ローチケ.com|チケット情報・販売

鳥取県米子*3のギャラリア大正蔵と言う劇場は大正時代の酒蔵を改装したもので8月の公演にもかかわらず冷房設備のない会場でした。そもそも演劇を目的として作られていないので*4、防音なにそれ美味しいの?と言う会場です。ある意味天気に恵まれて(?)開演前は灰色の空模様…しかしお陰で過ごしやすい気温でした。途中からポツポツ…と雨音が聞こえ、クライマックスの主人公が晴天の下で自身の人生や出会った人々を振り返るシーンではザアア…とどしゃぶりの雨音が聞こえました。晴天のシーンなのにどしゃぶりの雨音。当時の私はこうツイートしていました。

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その芝居の世界とは言ってしまえば真逆の『騒音』なのに、結果としてその芝居の世界をより実感させ、強固にする最高の音響になっていたのです。この体験は私の中でとても貴重なものだと思っていますし、結構自慢です。

 

 つらつらと思い出話を書いてきましたが、つまりは劇場周辺の生活音は時には日常/非日常の対比として、また時には芝居の世界をより実感させるものとして、より非日常性を感じさせ、より深くその芝居の世界へと誘うものとなりうるのです。もちろん私が挙げた公演は2,5次元舞台とは少し毛色が異なるかと思います。しかし、2,5次元の舞台であっても工夫次第でこのような観劇体験は出来うるのではないか思います。完全防音の劇場にて現実と非現実を完全に切り離しお芝居の世界に没頭するのももちろん楽しいですが、逆にお互いが混ざって別の効果が生まれる楽しさも観劇体験として体験してみてほしいなぁと思うのです。

 

*1:私のツイッターのタイムラインでも”よさこいわろたwwwww”などとざわざわしていて、個人的には”観劇中によさこいが聞こえたらシュール(笑)”程度の認識でした。

*2:私が観劇した日は確か土曜日だったので複数組の親子連れがその児童公園で遊んでいました。

*3:社会人遠征童貞を捧げました

*4:近所のおばちゃんによるとお笑いライブとか音楽イベントとかが多いらしいです