#バーチャルジャニーズ 配信を視聴した雑感
2019年2月19日12:00頃、ジャニオタ達に衝撃が走った。
バーチャルジャニーズプロジェクト(VJP)始動にあたり、公式Twitterを開設いたしました!
— バーチャルジャニーズプロジェクト公式 (@vjpofficial) February 19, 2019
スタッフが海堂飛鳥・苺谷星空の配信情報などをお届けしていきます。
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ジャニーズが?バーチャルアイドル?声優は関西ジャニーズJr?????
まージャニオタたち、自担他担問わず荒れる荒れる。
・顔がいいのに3Dモデルで隠す必要あるの?
・バーチャルじゃなくてそのままでYoutubeでいいじゃん
・デビューしてないJr.のグループがあるのにバーチャルアイドルをやる必要あるの?
等々…情報解禁直後はほとんど否定的な意見しかなかった気がします。
また、非ジャニオタからは
・アイドルがアイドルをやるの?
・中の人を先に発表する必要ある?(隠してのちのち発表のほうがよかったのでは)
等のこちらも否定意見が多い。
ちなみに私はと言うと、2次元のおたくをしていた際にMMD動画を見たり少しソフトをいじったことがあり、テレビ業界初VRフェスを控えているアイキャラ*1(日テレ系)を見ていることもあって、めちゃくちゃおもろそうやん!て気持ちが大きかったです。あとは正直自担は関係なかったのでよくも悪くも無責任に見れた。(すまん)
しかしジャニーズ事務所、数年前までアナログすぎる運営だったため、技術のクオリティは大丈夫なのか、技術を変にケチってないか、また、その技術を使って目指すコンテンツに将来性は見えるのか?と言う点が不安でした。
端的に言うと今までと全然違うことやろうとしてるけどしょっぱい出来にならない?ちゃんとおもしろい?と言う不安。
しかしまぁ発表当日に1回目があるなら見てみるか~くらいのノリで視聴しました。
いや…あの…バーチャルアイドルめちゃくちゃかわいいのだが… pic.twitter.com/hal1mS7tLn
— ま (@htm912) February 19, 2019
結果、めちゃくちゃ良かった。
元々既存のジャニオタ向けというよりは2次元界隈の未開拓層をターゲットにしてるんだろうな~とは思っていたけれど、想像以上に親和性があり、生身のYoutuberとも声優さんが声を当てるアイドルキャラとも異なる魅力がある。しかも中の人が分かっていることによりVtuberとも違う楽しみ方ができるな…!と思いました。
バーチャルジャニーズ、すごく良い…! (クソチョロ)
良かったこと(3つ)
1.「ジャニーズのアイドル」とは違う「キャラ」として認識できること。
配信見てるうちに中の人がリアルアイドルという事実を忘れていたんですが、これ多分アイドル的に新たなフェーズに移行してる気がするよ事務所……あんだけ大々的に中の人ありきで宣伝してたのにすっかり「海堂飛鳥と苺谷星空」になってたのもすごいし、しっかり新規層を獲得してるのもすごい
— 昭和 (@showa_sadako) February 19, 2019
私は藤原くん、大橋くんについては少クラに出ていたら見かける関西の子、くらいの認識だったのですが、今回3Dモデルを通して飛鳥くんと苺谷くんと改めて『初めまして』しました。そもそもJrが一人でこんなに長く話すのを見られることって無いし、30分一人で場を持たせてるのは普通にすごい。配信を見た今、明らかに二人への好感度が上がっています。
つまり初めに興味を持つタイミングをスルーされてしまったとしても、もう一度興味を持ってもらう機会ができるんじゃないかなと。あー、中の人が関西Jr.のキャラね~、とかバーチャルジャニーズの中人か~みたいな感じで。
バーチャルアイドルデビュー!とは言っても感覚的にはドラマに出てたりするのと一緒なのかなと思います。キンプリ紫耀くんが花晴れのハルト!って言われるみたいな感覚。
あとキャラだとネガティブな生身感が薄れるんですよね。
こちら関連記事で見つけた去年の記事。
しかし、これらはあくまで女性配信者の話。男性の場合、取るべき戦略は全く変わってくるという。男女で配信者に求めるものは異なる。男性は女性配信者に、身近さや親近感などを求めるが、女性は男性配信者に、理想の素、身近な偶像を求めるという。
前田社長は、この感覚を「しょうゆの染み理論」で説明する。シャツにしょうゆの染みがついていたとき、男女で感じ方が異なるというものだ。
(中略)
女性は男性に対して「理想のイメージ」を抱くため、それを忠実に再現する必要があるのだという。
こういった違いもあり、男性で人気の配信者は「静止画で声のみの配信」が多い。自分のかっこいい写真やアニメの画像で視聴者に理想の姿をイメージしてもらう。声だけならボロは出にくいからだ。
(中略)
SHOWROOMでは、今後女性向けコンテンツを拡充する。女性アイドルはほぼ網羅しつくしたため、男性声優や2.5次元俳優など、新たに女性視聴者を囲い込んでいく戦略だ。
ジャニーズまで想定していたかはわからんけど、去年の時点でこの構想(バーチャルアイドル)はあったのかな…。
確かにSNSの写真に灰皿が移っていたり、夕方撮った写真で髭が青くなっているだけでOh…と女オタクはなったりする。もちろん気にしない人は全然気にしないけど、特に小中学生女子は結構こう言う生身の男っぽさに引いちゃう気がする。
藤原くん・大橋くん共にお顔もスタイルも良いですけど3Dモデルを通すとそう言う生身感が苦手な人でも楽しめるよね、と言う話。
私の感覚ですが、3次元だとあまり興味ないな…みたいな外見でも2次元だとオッケー!って割となることは結構ある。プロレスラーやボディービルダーみたいな筋肉隆々な人はちょっとこわいんですけど南国少年パプワくんのキャラは好きです(伝わる世代が限られる例)。
ジャニーズはちょっとね~とか3次元のアイドルはね~とか言う方でもアッ絵が好き…となったり、ジャニーズのイケメンはいけ好かないけど2次元ならまぁ…となる層は必ずいるので今までジャニーズのがアプローチできなかった層にアプローチができる。あとこの層はたぶん声優さんしかり、一度キャラに好感度持てば中の人もオッケーになる気がする。ガワの生身感喪失による顧客拡大◎
2,プロの声優さんが声を当てるキャラとは違う生身感と中の人が本業アイドルだからこその対応力。
2次元アイドルの声優さんてまぁ普通にいい声ですよね。 藤原くんも普通にいい声してるな…って感じだったんですけど、大橋くん、お顔に似合わずちょっとかすれ声じゃないですか…?
しかし、そのかすれ声が逆に新鮮かつなんかリアルに感じました。綺麗すぎないと言うか。その生身感がすごく良い。
あとトーク内容も完全台本じゃあなさそうでそのリアルタイム感がやっぱり面白いんですよね。
こんなんお腹よじれる🤣wwwww#バーチャルジャニーズ#苺谷星空 pic.twitter.com/fjJ9IozaBy
— mikihouse (@m_ooimo) February 19, 2019
死ぬwwwwwwwwwwwwタイミング凄すぎるwwwwwwwwwwwwwwwwww pic.twitter.com/DX1mozTvA9
— AKANE✩ (@__na__419) February 19, 2019
この辺とか、コントかよ!?って思いましたけど、台本でやられてたらこんなにきれいにハマらないし、こっちも向こうがリアルタイムでやっているのがわかるからこその面白さだと思うんですよね。…大橋くんもしかして天才か?
また、推測の話ではありますが、さすがJr、アクシデントへの対処能力がある…! 飛鳥くんの配信が一回ストップしたの、もしかしてモーション用の機械がはずれたからかな?とか思ったんですけど(違ってたらごめんね!)「目にゴミが入って~」といい感じに場の空気を壊さないフォローできるの最高だなって思いました。デキジュ!重岡くんの歯医者みたいでその辺も関西だなと思いました(?)
トーク慣れに加えて、有料課金がないのでコメントの拾い具合もすごくちょうど良かったです。こう言う投げ銭ありの配信って、『○○さん××(高額アイテム)ありがとうございま~す!』ばかりで全然話が進まないことよくあるんですけど、適度にコメント拾いつつ進行するのがうまいと思いました。初回だからかもしれないですが、あまり内輪っぽさもなく、いい距離感だったなって思います。SHOWROOMって聞いたときは札束の殴り合いじゃん!非オタが重課金勢にドン引きしてしまう!と思いましたがグッズなど、中高生がおこづかいを貯めて買える価格帯を設定しているジャニーズさんさすがです…
3、藤原くん、大橋くんを応援したい人は今まで通りでOK
ツイートを見ているとやはりバーチャルは肌に合わないという方はいました。しかし、二人はバーチャルジャニーズに専念する訳ではなく、なにわ男子や関西Jrの活動はそのままやっていく感じかなと思うのでこのままで良い!と言う場合はそのままで良いと言うスタンスなのもいいなって思います。
ジャニーズは現場が一番楽しいと思いますし。
ちなみに今回は個人的に中の人の正体をバラして正解だったと思います。中の人不明のまま押し通すと正体に気づいても、触れていいのか扱いに困るし、何より飛鳥くん・苺谷くんから藤原くん・大橋くんに興味を持った人はすぐにたくさんの資料漁りに取りかかれます。
ジャニーズのヤバイところはタレント一人一人の性格や同期・先輩・後輩との関係性(シンメ・尊先・よく遊ぶ人・年齢下なのに先輩・年齢上なのに後輩etc…)が果てしなくあるところなので…これは中の人を公開しないVtuberには無い強みだと思います。
結論:バーチャルジャニーズとは
・飛鳥くん・苺谷くんを、キャラとして楽しむもよし
・バーチャルを通して藤原くん・大橋くんを感じるのもよし
・藤原くん・大橋くんを今まで通り愛でるも良し
の楽しいコンテンツでした。
個人的には、飛鳥くん・苺谷くんをキャラとして愛でつつ、藤原くん・大橋くんの表現の場としてどんな表現やアプローチをするようになるのかなって言うスタンスでこれから見ていきたいなって思います。
また、今後の展開の希望事項としては、以下の2点です。
・増えすぎないでほしい
・特別扱いしないでほしい
一点目は、バーチャルアイドルが数十人、とか増えすぎるとさすがに既存のコンテンツどうにかしろよ!?ってなりそうだなって。現段階でバーチャルジャニーズはあくまで新規層獲得のきっかけ企画ユニットでドラマの役みたいなもんだと思っているので、バーチャルアイドル事務所になるのはちげーからな!?まぁ生のパフォーマンス主義だと思うので大丈夫だとは…思いますが…VRライブはちょっと見たい。
二点目は今までやってきたJrユニを飛び越えた存在になるのは違うかなって感覚です。ああ、今の事務所の推されGだなくらいなら良いんですけど例えばカウコンとかでどどーんみたいなのは違うなって(そもそも気が早い)。先輩のバックから始めてほしい(先輩のバックで踊る飛鳥くんと苺谷くん見たい)。
とりあえず今日も21:30頃から配信あるみたいなのでみんな見ようね。
見逃した!って人はyoutubeの公式チャンネルで見れるよ。
それでは、今日もあなたの夢で?ナイトクルージング~! おやすミンミンゼミ~!イエーイ!
おしまい!